医師としての質を高め、良質な医療を提供することを目的として2018年4月から導入された。初期臨床研修が終了した医師は原則的に内科、外科、整形外科など19領域の「基本領域」の専攻医となり、3~4年間所定の研修を受けて専門医資格を取得。日本整形外科学会ではすでに構築を進めていた「整形外科専門研修プログラム」の試行を2017年に開始した。その結果、過去実績を上回る数の専攻医の応募があった。実質的な新専門医制度のスタートに向け、日本専門医機構と協力して体制を構築し、2018年には新専門医制度の本格運用を開始した。