Header Icon

2007

ロコモティブシンドロームを提唱

「ロコモティブシンドローム(ロコモ、または運動器症候群)」は、運動器の障害のために立ったり歩いたりするための身体能力 (移動機能)が低下した状態を指す概念である。

日本人の平均寿命が伸びるのにともなって、骨粗鬆症による骨折など運動器の問題で受診する高齢者の方の割合が増えてきた。その中には、一度治ってもまた変形性関節症など別の問題で受診して、それを繰り返すうちに要介護になっていく人が多くなってきたため、日本整形外科学会で「個別の疾患だけではなく、しっかりと歩けるかどうか、移動能力を総合的に評価するべきではないか」という議論が起こり、ロコモを提唱するに至った。2009年には、ロコモに気づくためのロコチェックとロコモ対策としてのロコトレを発表。2010年には、ロコモを継続して研究・啓発するための組織、ロコモチャレンジ!推進協議会を設立。

ロコモについての詳細はこちら

ロコトレについての詳細はこちら

ロコモチャレンジ!推進協議会のHPはこちら

年表に戻る page_top