1988年、骨系統疾患の多くが原因不明で難解であったため、日本整形外科学会会員が中心となって診断、治療、予防に関する研究を推進するために骨系統疾患委員会が設置された。
骨系統疾患全国登録や、登録制度の確立のための疾患分類表の作成を行っている。また登録制度の推進には研究会の開催も重要との考えから、1989年より骨系統疾患研究会を開催している。第10回以降は日本整形外科学会主催の「日本整形外科学会系統疾患研究会」へ。1994年には、診療の場で使用できるよう疾患を簡潔に記載した『骨系統疾患マニュアル』を本委員会編集のもとに出版した。